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チベットと日本人

日本と友好の歴史があった。


S1910


 チベットは本来独立国でありながら、中華人民共和国に侵略され、120万とも言われる大虐殺を受けた国です。現在では一部はチベット自治区として中共の版図に組み込まれ、そのほかは青海省、甘粛省、四川省、雲南省に編入されています。チベットは仏教の国であり、歴史をみると日本と友好関係にありました。


 初めてチベットに日本人が訪れたのは明治24年(1891年)のことで河口慧海(かわぐち えかい)というお坊さんです。河口は日本に伝わっていた仏教の経典の内容に疑問を抱き、インドの原典の内容をとどめているというチベット語の大蔵経を入手しようとチベットに入国し、ダライ・ラマ13世に謁見しています。河口慧海は明治36年(1903年)に帰国し、「西蔵旅行記」を刊行します。この書は一躍人気となり、本当に彼がチベットへ行ったのか、という真偽論争まで巻き起こったといいます。


 矢島保次郎は明治44年(1911年)にラサに入り日本との提携を説いて回ります。元日本軍人として日露戦争に従軍していた経験を買われ、チベット軍の軍事顧問に招かれ、ダライ・ラマ法王の目にとまって法王の親衛隊長まで務めました。日露戦争がアジア、アフリカに与えた影響は大きく、チベットも例外ではなかったのでしょう。アジアで唯一西洋に対抗できる力を持った国は日本だと見ていたと思います。残念ながら日露戦争の間にイギリスはチベットに影響力を持つようになっており、矢島保次郎はイギリスの圧力により大正7年(1918年)に日本に帰国することになりました。


 青木文教は仏教大学(現・龍谷大学)大学院生のときに西本願寺法主・大谷光瑞の命でチベットに派遣され、大正元年(1912年)にラサ入りを果たします。ダライ・ラマ13世の信頼が厚く、チベット国旗(雪山獅子旗)をデザインしたといわれています。(異説あり) 青木はチベットを離れる前の晩、ダライ・ラマ13世と同室で就寝したほど現地に深く溶け込んでいたといいます。


 多田等観(ただとうかん)は日本に留学していたチベット人僧侶の世話役を務め、彼らに日本語を教え、自らチベット語を習得しました。明治44年(1911年)、ダライ・ラマ13世から留学僧に帰国指示がでます。多田は留学僧に請われてともにインドへいきます。そしてインドでダライ・ラマ13世に謁見すると、多田はチベットのラサへ来るよう要請を受けます。そして1年後、イギリスの官憲の目をかいくぐりヒマラヤ越えへでラサに入りました。ダライ・ラマ13世は多田をチベット三大寺院のひとつ、セラ寺に預けて、国際情勢の説明役の地位を与えました。


 日本がアメリカ、イギリスと対立をして禁輸によって苦しめられた第二次世界大戦の前のころ「同じ仏教国が苦しい思いをしているのは看過できない」としてアメリカに売却予定だった羊毛を日本へ大量に送ってくれたことがあります。日本と連合国の開戦後に連合国から支那への物資輸送ルートを要求したときもチベットは拒否しています。これはチベットへ渡った日本人が肯定的に捉えられたほか、多田等観らが日本にきたチベット僧侶に好印象であったからだといわれています。


 戦後、チベットは中共の侵略を受けました。昭和42年(1957年)、ダライ・ラマ14世がタイ経由で来日されています。このとき、来日に尽力したのが読売新聞社主の正力松太郎でした。東京でチベット展覧会を開催しました。展覧会に置かれた地球儀にはチベットは中共とは異なる国として描かれていました。中共は抗議し、展覧会のガラスが割られるという妨害があり、さらに中共は読売新聞の記者を中共から追放するなどしています。


 日中国交回復がなると日本の政治家は中共に遠慮し、マスコミは中共に対して批判的なことは口にしなくなりました。平和団体も人権は団体もほとんどがチベット問題には沈黙しました。唯一、安倍晋三首相(2006年当時)が胡錦涛主席に向かって「チベットでの人権状況に憂慮している」と述べたのみです。



参考文献
 祥伝社「チベット問題を読み解く」大井功(著)
 オークラ出版「世界に愛された日本」『チベットと日本の百年の友情』ペマ・ギャルポ
 オークラ出版「チベット大虐殺の真実」『日本=チベット化の跫音が聞こえる』水間政憲
参考サイト
 WikiPedia「青木文教」「チベットの旗」


添付画像
 ダライ・ラマ13世1900年(PD)


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【チベット問題】天台宗僧侶の涙ながらの声明【生放送】
www.youtube.com/watch?v=jzAWOmYpoLcp>

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